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自分の子供に車をぶつけてケガをさせてしまった場合、自動車保険の対人賠償で補償されるのでしょうか？

【ご相談事例】

自分の子供に車をぶつけてケガをさせてしまった場合、自動車保険の対人賠償（※1）で補償されるのでしょうか？

【ご回答】

任意()自動車(保険（※2）の対人()賠償()では補償されませんが、自賠()責()保険()（※3）では補償されます。

任意保険の対人賠償補償は「他人」にケガをさせてしまった場合に補償するためのものです。

任意保険の「他人」とは家族や使用人以外を指します。
友人や知人が「他人」となります。

一方で自賠()責()保険()は、ケガをした被害者への補償を目的としているところでは自動車()保険()と同じですが、家族も補償範囲に含まれます。

しかし、補償額が死亡3000万、障害120万、後遺障害75万～4000万が上限となっており、十分な補償額ではありません。

では、実際に家族に車をぶつけてケガを負わせてしまい、十分な補償を受けたい場合にはどうしたら良いのでしょうか？

任意保険にある人身傷害保険の他車搭乗中および()車外()自動車()事故()補償()特約()を付帯しておくと安心です。

この特約を付帯しておくと、車に搭乗中のみならず、車外にいる家族にケガを負わせてしまった場合でも、設定した保険金額を限度に補償してくれます。

※1　相手を死傷させて、賠償責任を負ったときに補償を受けることができる保険。
※2　任意で加入できる自動車保険。主に自賠責保険では補えない部分をカバーする保険。 ※3　原付含む、全ての自動車に加入が義務付けられている保険。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。